税理士に相談する際の流れ
1 税理士へ相談するのが不安な方へ
税理士へ相談する機会はあまり多くないと思いますので、どのように税理士を探せばいいのか、どのように連絡を取ればいいのか不安な方もいらっしゃるかと思います。
もし、税理士に相談する流れが把握できていれば、その不安が少しだけ解消できるかもしれません。
そこで、税理士に相談する際の流れについてご説明します。
2 まずは税理士事務所に連絡を取る
税理士に相談する以上、何らかの形で、税理士に対してコンタクトを取る必要があります。
税理士へコンタクトを取るには、税理士の事務所へ連絡するのが一般的です。
連絡手段は、税理士事務所によって異なります。
例えば、誰かの紹介がないと相談ができない税理士事務所の場合は、紹介者を通して税理士に連絡をすることになります。
他方、紹介がなくても相談ができる事務所の場合、ホームページなどに電話番号が記載されていることが多いため、税理士事務所に電話をすることで、相談の予約ができます。
また、ホームページにお問合せフォームやメールアドレスがある場合は、そちらから相談の予約をすることも可能です。
3 予約の際に相談したいことを伝える
ご相談内容によっては、事前の準備が必要なことがあります。
また、税理士業務は様々ですので、ご相談内容によって、お持ちいただく資料が変わってくることもあります。
そこで、相談の予約の際には、どのような相談がしたいのか、どういった点で困っているのかなどをお伝えいただきます。
お伝えいただいた内容に応じて、相談時に必要な資料等が案内されますので、ご相談までに準備していただくこととなります。
4 相談当日の流れ
税理士が、相談内容を詳細に聴き取り、税金面でのアドバイスをいたします。
税理士に相談内容を説明する際は、「上手く伝えられるか不安」、「間違ったことを言ってしまったらどうしよう」と不安になる方もいらっしゃいます。
しかし、税理士は相談者の方のお悩みを解決したいと思い、ご相談をお受けする立場にありますので、リラックスしてご相談いただければと思います。
また、「相談したいことを漏れなく伝えることができるか不安」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
相談する内容を簡単にメモにして持参する等、事前に準備をしておくと、相談時に伝え忘れてしまうことを防ぐことができますし、伝えたいことをある程度まとめて話すことができるかと思います。
5 相談後の流れ
相談だけで、お悩みになっていることが解決する場合もあります。
そのようなケースであれば、お話を伺い、今後の対応の仕方などのアドバイスをさせていただきます。
他方、何らかの形で今後税理士のサポートが必要になるという場合は、ご契約内容や契約料金のご説明をすることになります。